令和4年8月、一般社団法人日本建築ドローン協会(企画運営委員会/建築狭所空間ドローン利活用WG)において、「建築狭所空間ドローン利活用実施ガイドライン(案)」を制定いたしました。
今回、本ガイドラインに解説を加えた、「建築狭所空間ドローン利活用実施ガイドライン(案)・同解説」を公開することとなりました。

マイクロドローンを建築狭所空間に利用する際の、実施組織の構築、マイクロドローン点検・調査実施計画及び飛行計画の立案、事前準備、点検・調査の実施、安全管理などの業務の標準を示すことを目的とし、マイクロドローンを関係者に幅広く利用して頂くこと、また今後、各建築部門においてより実践的なマニュアル等が制定された際の共通仕様書としての役割を担うことを想定しています。さらに、本ガイドラインはマイクロドローンの安全に関わる基本的な項目について重点的に記載されており、安全が確保されることを前提にマイクロドローンを利用することとしています。

なお、本ガイドラインはマイクロドローン活用の普及を阻害しない形である程度自由度を持たせ、時代の変化に応じて適宜改定することを念頭に作成されています。 みなさまよりご意見をいただけると幸いです

本ガイドラインは今後数年後に広く利用されることを想定した未来志向型のガイドラインとしてご理解頂き、関係者の方々に広く役立てられることを期待するものです。最後に、これからもJADAは建築分野におけるドローンの活用を通して社会貢献していけるように、新たな建築ドローン産業の創成や事業を推進してまいります。

以下のリンクより無料でダウンロード頂くことが可能です。

「建築狭所空間ドローン利活用実施ガイドライン(案)・同解説」【初版・令和4年11月】