JADA後援団体である(一財)日本建築防災協会様を通して、国土交通省住宅局より「大規模空間を持つ建築物の吊り天井の脱落対策の徹底について」のご案内がありました。
弊会でも検討している屋内空間利用のドローンについても天井の調査方法として記載されておりますので、ここにご報告申し上げます。

 

大規模空間を持つ建築物の吊り天井の脱落対策の徹底について

 大規模空間を持つ建築物の吊り天井については、通常の定期的な点検時だけではなく、大きな地震動を受けた際にも緊急的に天井裏を含めた点検を行い、安全性を確認することが必要です。また、既存不適格の特定天井の改修を促進するため、令和6年度補正予算において、住宅・建築物安全ストック形成事業(住宅・建築物耐震改修事業)及び建築物耐震対策緊急促進事業の特定天井の改修に係る補助上限額の引き上げなどの見直しを行いました。
 なお、本事務連絡に基づいて実施した点検及び対策の報告や集計を求めるものではないことを申し添えます。
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第1 天井の点検の実施について
 1 大きな地震動を受けた建築物の天井の緊急点検
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(3)調査方法
 参考資料「特定天井の定期調査について(技術的助言)」(平成27 年1 月13 日国住指第3740 号)(以下「助言」という。)の「2 留意事項」に示した調査方法及び判定方法に基づいて、点検を実施することが考えられます。
なお、助言中にある「双眼鏡等の機器を用いる場合や、カメラ等により撮影した画像を目視する場合」には、「ドローンに搭載された双眼鏡等の機器を用いる場合や、カメラ等により撮影した画像を目視する場合」も含まれることを申し添えます(以下同様)。
 (※添付ファイル:事務連絡 令和7年3月18日より抜粋)。

※事務連絡 令和7年3月18日
  国土交通省住宅局 参事官( 建築企画担当) 付
  建築指導課建築物事故調査・防災対策室 市街地建築課市街地住宅整備室
  <大規模空間を持つ建築物の吊り天井の脱落対策の徹底について_20250318>